2016年11月24日

●3Dプリンターによる実印の偽造と、それによる被害の話(他人事ではすまされない)

個人向けの3Dプリンタの場合はまだ精度が悪いので問題ないでしょうが、業務用の3Dプリンタの場合、かなり精度が高く造型できてしまえます。

これを使って書類の印影から実印が偽造される、みたいな面倒な事が将来起こってしまうのではないかと危惧しています。
もちろん、書類に押された判については、多少朱肉などの滲みがありますが、それを考慮しつつ、元の実印にかなり似たような印鑑が3Dプリンタで作成できてしまえるのではと。

実印が所有者の知らない間に一時的に盗難にあい、シリコンなどで型取りして実印のコピーが作られてしまう、みたいな事は昔からありましたが、技術が進んだ現在は、業務用の3Dプリンタで陰影画像から実印にかなり似た印鑑を作れるようになったと思います。
3Dプリンタは銃が作れる事で問題になりましたが、こういう事でも国は注意しないといけないでしょう。


もちろん、実印のコピーを3Dプリンターで作られても、印鑑証明書が同時になければ悪用はされません。
しかし、印鑑証明書を受け取った側(企業やショップ、マンションのオーナーなど)が、保管ミスで紛失などをしていた場合、結構危ないと思うのです。
印鑑証明書に押された実印の陰影から、3Dプリンタで実印のコピーを作り、その印鑑証明書と同時に使って悪さをされる、みたいに。

提出するケースによっては、「印鑑証明書は、発行からいついつまでのしか受け付けない」ってのもありますが。


今のうちに法律を改正し、

印鑑証明発行時に、「どういう相手に提出するのか」、「何の目的で発行するのか」、この二点を必ず聞く事にし、発行される印鑑証明に必ず印刷する事

という風にすれば、発行意図とは異なる別の用途(勝手な借金、いつの間にかの連帯保証人、あずかり知らぬ土地の売買)で印鑑証明が使われる事はないでしょう。
発行した市町村側にも、この二点の情報は必ず残しておく事にし、後で照会できるようにしておく事。

また、印鑑証明を受け取る側も、今後はそういう記載がない印鑑証明は無効という風に法律で取り決めて。


本人ではなく代理人に印鑑証明書を発行してもらう場合は、「どういう相手に」「どういう用途で」提出するために発行するのかを紙に自筆で書くとともに、朱肉の拇印を押して本人の指紋がついた用紙を窓口で提出させるように法改正してください。
これをやっておかないと、代理人に印鑑証明発行カードを渡し、「中古車購入目的で印鑑証明書を発行してきてもらいたい」と頼んだのに、中古車購入用の印鑑証明を発行するとともに、また別の印鑑証明をこっそり発行されていた、みたいな事になりかねません。
だから、代理人に発行を依頼する場合は、「本人が頼んだ」という事をきちんと証明できる自筆と拇印が記入された依頼書を必要とし、その依頼書は役所の方で受け取ってそのまま、あるいはデジタルデータ化して保管するようにしてください。


こういう諸々の対策を講じておかないと、今後3Dプリンタによる実印の偽造で人生を大きく狂わされてしまう人が出てきてしまうのでは、と懸念しています。

これをもし国会議員さんや関係者が見ている場合は、ご自身もいつの間にか大きな金銭トラブルや土地トラブルに巻き込まれかねないので、他人事とは思わず、今のうちにさっさと法改正するよう提案すべきです。



<知っておくべきパソコン、スマフォ、タブレット向け情報>
現在、パソコンやスマフォ・タブレットをウイルスに感染させる手法は色々あります。
あなたやあなたのご家族がそういうのにひっかからないよう、こちらのページに掲載している『PC、スマフォ・タブレット向けウイルス対策情報』を一度は見ておく事を、強くお薦めします。
「えっ?こんな方法でもウイルス感染させられるの?」とびっくりする物もあるでしょう。



posted by なみへい at 14:07| Comment(0) | 番外編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。