ホームページやブログを作ったからには、誰もが「
多くの人に見てもらいたい!」と思うはずです。
「
SEO対策とか聞くけどなにそれ?」という記事で、訪問者を増やすための基本的なSEO対策について羅列してみましたが、具体的な策をひとつご紹介してみようと思います。その1つ、というのは「記事のタイトルに気をつける」ということ。
◆芸能人のブログをマネしちゃダメ!芸能人のブログの場合は、記事のタイトルが短いことも多い。しかしそれはあくまでも
芸能人のブログだからいいのであって、一般人が作るブログの場合はそのままマネをしてはいけません。
芸能人のブログの場合は「その芸能人のファンがその芸能人の記事を見るためにブログを訪問している」訳であり、「(芸能人に興味が無い人が)検索してたまたま芸能人のブログにたどり着く」訳ではありません。
つまり、芸能人のマネをしていては、芸能人のブログよりも訪問者を集めることは絶対に不可能なわけです。
◆記事のタイトルで集客する訪問者は一般的にはGoogleなどの
検索サイトから訪れます。
たとえば訪問者が「ダイエット」で検索した場合について説明します。
(以下、しばらくの間「ダイエット」を「D」に置き換えて説明します。)
本文の中に「D」という単語(キーワード)が入っている記事はもちろん検索対象のサイトとして表示されます。しかし、記事のタイトルに「D」と入っているが本文中には「D」が入っていないサイトが表示される場合もあります。
検索サイトにおいて上位となるサイトは
・本文中に「D」あり、タイトルに「D」無し = タイトルに「D」あり、本文には「D」が無し
・本文中に「D」あり、タイトルに「D」無し < タイトルに「D」あり、本文中に「D」あり
※わかりにくいと思うので、下に例を挙げて説明しています。
こういう式が成り立ちます。
例を挙げて詳しく説明すると、
☆記事1
記事のタイトル : 今日も頑張った!
記事の本文 : 今日も
ダイエットのために腹筋、腕立て伏せ、スクワットと1時間も頑張りました!
☆記事2
記事のタイトル : 今日も
ダイエットを頑張った
記事の本文 : いやー疲れました。腹筋、腕立て伏せ、スクワットまで!それも1時間もですよ!?
☆記事3
記事のタイトル : 今日も
ダイエットを頑張りました!
記事の本文 : 最近は
ダイエットを日課にしていますが、今日も今日とて1時間も、色々と頑張りました!
☆記事4
記事のタイトル : 今日も頑張りました!
記事の本文 : 最近の日課ですが、本日は1時間も、腕立てやらなんやら色々と頑張りました!
記事1~4において、あえて本文の内容、タイトル共にちょっとだけ変えてみました。「さあ!どの文章がお気に入りですか?」とかそういう話ではありません(笑)。大事なのは
『特定の単語(キーワード)がどのていど含まれているのか』。ただし、今回の場合はあえて本文中にもキーワードは1回のみ入れました。
(○=キーワードあり、☓=キーワード無し)
記事1はタイトルには☓、本文は○
記事2はタイトルには○、本文は☓
記事3はタイトルには○、本文も○
記事4はタイトルには☓、本文も☓
この場合、検索サイトで「ダイエット」という単語で検索した場合で上位になりやすいのは「記事3>記事2=記事1>記事4」という順番になります。
記事4にいたっては、記事を書いている本人はダイエットについて触れているのに、検索サイトからすれば全くもって無視になりかねない、という悲しい状態に陥ります。
◆そう単純なものでもないようは「キーワードを本文にもタイトルにも入れればいい」という話です。が、ここまで説明しましたが、そう簡単にはいかないのがSEO対策というものです。
本文中にキーワード(ダイエット)が無い場合には厳密に言うとキーワードについて詳しく説明している記事では無いため、場合によっては評価が低くなる場合もあります。(記事2=記事1ではなく、記事1>記事2になる場合もある、ということ。)
たとえ記事1のパターン(本文にのみキーワード有り)だとしても、本文そのものの内容が濃くて文章が長ければ、記事3(本文にもタイトルにもキーワードあり)よりも上位になることもありうる訳で。
一番大事な考え方は?本文の内容を優先した上で「
本文の大事な部分(キーワード)を記事のタイトルに盛り込む」これに尽きると思います。
訪問者にとってよい記事を書いていれば、お気に入り登録をしたうえで再来訪してくれる可能性も高まりますからね。
同じような記事を書いたとしても、タイトルにキーワードを盛り込むことでより上位に立つ!というのが重要、というお話でした。
◆ふと思うキーワードの説明のために説明した記事ですが、「ダイエット」をひたすら連呼しているため、この記事に「ダイエット」で検索サイトから来たかたがいたらどうしよう。
(^_^;)
いらっしゃったら申し訳ない。